
当店のクリーニング工程により
大抵のしみ・汚れは落とせます。
当店の洗いとプレスの技術は、優れた
クリーニング師の技と独自の洗いの
ノウハウを生かしたものです。
汚れを落とすには、その汚れに合わせた洗い方を行うことが必要です。
ところが、ひとつの衣服でも、そこに付いた汚れは様々です。
クリーニングの方法によっては、汚れが落ちたように見えても、
実は落ちきれずに残ってしまうことがあります。
この落ちきれなかった汚れは、時間の経過と共に目立つシミとなって現れてくることがあります。
このようなケースが無いように、私たちは水洗いに特に力を入れ、数種類の洗い方を行って
おります。
全自動の優れた機械だけに任せることはありません。
衣服それぞれの状態を見極めて、最適な洗い技法を選び、処置を行い、素材や染色にあわせた
水の使い方、水温、洗剤の扱い、洗い時間、乾燥にいたるまで、しっかりと管理を行っております。




当店が力を入れている水洗いですが、実は「水洗い」とひと言で言っても、その中には様々な洗い方 があります。私たちはその多数の洗い技法の中から、汚れ・シミに合った技法を選択し処置を行って おります。ここでは、その中から代表的なものをご紹介したいと思います。
「ささら」と呼ばれる道具を使った
洗い方で、強く洗えない衣服にこび
りついた汚れを落とす場合に最適
な技法です。
「ささら」とは竹を細かく割いた刷
毛のようなものです。
竹なんかでこすったら、服が傷むん
じゃない? と思われるかも知れま
せんが、使い方を誤らなければ、竹
特有の適度な固さとしなやかさは、
汚れを落とすのに大変効果的です。
洗剤を混ぜた水に衣服を浸けて
置いておく洗い方で、ご存知方も
多いかと思います。このつけおき
洗いは、洗濯前の洗濯とも言われ、
じっくり時間を掛けて水に浸け
ることで、汚れを溶かし出し、洗
浄効果を高める効果的な技法で
す。水の温度調節や、浸けておく
時間など衣服に合わせた管理が
必要なため、経験が重要な技法で
もあります。
クリーニング業には、社会的使命である「公衆衛生の向上」と「利用者利益の擁護」を図るための衛生法規として「クリーニング業法」が定められています。そのクリーニング業法に基づいて定められた国家資格を取得した者が、「クリーニング師」となります。
服地の多様化、高級化に伴い、常に新しい技術と知識が必要とされる業務であるため、クリーニング師は3年に一度、繊維やクリーニング、関係法令などに関する最新の知識を習得し、技術を研鑚するためのクリーニング師研修を受講することがクリーニング業法によって義務付けられています。